PMとして避けられない「メテオフォール」とは、顧客の声ではなく会社の都合で突然降ってくる施策のことです。上司からの命令でチームがただ実行するだけの状況に、多くのPMが直面します。
本記事では、このメテオフォールへの具体的な対処法から、根本的な向き合い方、さらには自身の視座を高める重要性まで、多角的に掘り下げていきます。
POINT 01
メテオフォールに効果的に対処する二つの視点
突発的な施策に振り回されないために、まずは以下の二つのアプローチを試みましょう。
- 01
顧客理解の深化
上司の思い込みではなく、真の顧客ニーズを把握することが重要です。ユーザーインタビューやCS連携を通じて、上司よりも高い顧客理解を目指し、ファクトに基づいた議論で対等な関係を築き、権限移譲を促します。
- 02
上司の状況理解
メテオフォールを指示する上司も、必ずしも悪意があるわけではありません。上層部の方針や親会社の意向など、上司自身の制約を理解し、信頼関係を構築することが、メテオフォール回避の近道となります。
POINT 02
そのメテオフォール、本当に受けるべき?
状況によっては、メテオフォールと正面から向き合うこと自体が賢明ではない場合もあります。自身のキャリアと会社の状況を照らし合わせ、適切な判断を下しましょう。
踏みとどまるべき状況
- 公共性の高い事業や社会貢献度の高いプロダクトに関わっている。
- メテオフォールを乗り越えることで、大きなインパクトや成長が見込める。
- 自身の努力で状況を変え、組織文化を改善できる余地がある。
立ち去ることを検討すべき状況
- 大したことのない機能がメテオフォールで頻繁に降ってくる。
- PMF(プロダクトマーケットフィット)しておらず、勝ち筋が見えない会社。
- 会社の構造上、メテオフォールが常態化せざるを得ない。
POINT 03
自分の視座を高め、メテオフォールの本質を理解する
メテオフォールと感じる事象は、実は自身の視座が不足しているために、その背景や意図を理解できていないだけかもしれません。視座を高めることで、状況の見え方は大きく変わります。
STEP 01
自身の視座不足
経営層の意思決定を理解できず、メテオフォールを一方的な指示と捉えてしまう。
STEP 02
上司の上司の理解
自分の上司だけでなく、その上の上司(経営層)が何を考え、どのような視点で仕事をしているかを深く理解しようと努める。
STEP 03
視座の向上
上層部の意図を理解することで、直属の上司の行動理由が明確になり、自身の視点も経営レベルに近づく。
STEP 04
状況の変革
メテオフォールの背景を理解し、建設的な議論が可能になることで、一方的に受け入れるだけでなく、状況を改善する道筋が見えてくる。
TAKEAWAY
メテオフォールを一概に「悪」と決めつけるのではなく、顧客理解の深化、上司の状況把握、そして自身の視座向上を通じて、その本質を理解し、主体的に状況を改善する姿勢が重要です。
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