BtoCプロダクトのPMが立ち上がるには、B2Bとは異なるアプローチが有効です。自身がユーザーになり得る強みを最大限に活かしましょう。
今回は、BtoCプロダクトのPMが初期に注力すべき3つのポイントを解説します。これにより、ユーザー理解を深め、プロダクトを成功に導く道筋が見えてきます。
POINT 01
BtoC PMの第一歩:多様な「自分ユーザー」体験を記録する
プロダクトへの理解度に応じて変化する「自分ユーザー」の体験を、3つのフェーズに分けて記録することが重要です。
- 01
初回利用
プロダクトを初めて触る際の戸惑いや感動を詳細にメモします。PMはすぐに前提に染まるため、この初期の気づきが貴重な資産となります。
- 02
中期利用
利用開始から1週間程度、プロダクトに慣れてきた段階での使い勝手や課題を記録します。日常的な利用シーンを想定しましょう。
- 03
ヘビーユーザー
プロダクトを完全に理解し、頻繁に利用している状態での気づきを深掘りします。この段階で、より高度なニーズや改善点が見えてきます。
POINT 02
ユーザーを多角的に理解するインタビュー戦略
ユーザーインタビューでは、全てのユーザーを画一的に捉えず、多様な属性と利用状況で分類し、深掘りすることが重要です。
| ユースケース | 未利用 | 低頻度利用 | 高頻度利用 |
|---|---|---|---|
| 忙しいサラリーマン | 未利用者の課題 | 利用頻度を阻む要因 | ヘビーユーザーの満足点 |
| 若い学生女性 | 興味関心の有無 | 特定の機能利用状況 | コミュニティ参加度 |
| 専業主婦 | 生活へのフィット | 利用時間の制約 | 継続利用の動機 |
POINT 03
ユーザー理解を深めるインタビューの実践と継続
ユーザーインタビューは、初期の集中実施から始まり、継続的な活動へと発展させることで、常に市場の変化を捉えられます。
STEP 01
初期集中
まず30〜50件のインタビューを1〜2ヶ月の短期間で集中的に実施します。これにより、主要なユースケースパターンが見えてきます。
STEP 02
パターン収束
インタビューを重ねることで、ユーザーの行動パターンや課題が収束していくことを確認します。例えば、前職では8パターンに収束しました。
STEP 03
定常的な継続
最初の集中期間後も、週1〜2件程度のインタビューを継続します。市場や競合の変化、新機能への反応を常に把握し、プロダクトに反映させます。
POINT 04
PMのユーザー理解を組織全体の力に変える
PM一人のユーザー理解では施策実行が滞ることも。得られた知見を組織全体で共有し、共通認識を醸成することが成功の鍵です。
- インタビュー動画やサマリー、AI要約などを記録し、誰でもアクセスできる環境を整備します。
- CS、マーケ、開発チームなど、全社でユーザー理解の底上げを図ることで、施策推進時の合意形成がスムーズになります。
- ユーザーインタビューは、経験や専門知識がなくても取り組め、初心者PMの成長を加速させる近道です。
TAKEAWAY
BtoC PMは、まず自分自身がユーザーとなり、徹底したインタビューを通じてユーザー像を明確化し、その知見を組織全体で共有することで、プロダクトを成長させる基盤を築けます。
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